uco5582

2025/12/15 09:20



「浴衣地を用いて洋服を作っております」と言うと、"浴衣に仕立てるために染めらた反物を そのまま洋服に転用して仕立てられた服"をイメージされる事も多いです。

現在 市場には新品・中古を問わず多くの浴衣の反物が出回っております。出回っているものだけではなく ご家庭の中で眠っている反物も合わせると、 とても多くの反物が世の中に存在している事になります。

現在 日本のアパレルの年間廃棄量は50万トン以上に上ると言われております。
正直 これ以上新しく衣服を作る必要があるのかと疑問に思うこともありますが、それでも新しくものを作り続けないと 産業や技術は衰退してしまい やがて途絶えてしまいます。

そのようなジレンマを抱えながらも 私は新たに柄を描き 布を染めあげ 服に仕立てて 販売しております。

最初から洋服に仕立てる事を想定して柄を描いている為、よく見慣れた和柄であったとしても 洋服として着た時にバランスが良く見えるようにデザインしております。

"浴衣の着心地と実用性に富んだ和の服"

をコンセプトに 長く大切に着てもらえる衣服を目指しております。